当店の石窯が薪窯からペレット窯に代わり、正直なところ、店舗外見のインパクトはだいぶ変わりました。そもそもペレット窯って何だろう?というお客様もいらっしゃると思いますので、当店のオンラインショップのフリースペースで呟いた内容を貼付したいと思います。もしご興味、お時間ありましたら、ご一読の程、宜しくお願い致します。↓

ピザ窯と一言で言っても、大きく分けて、薪窯、ガス窯、電気窯、ペレット窯の4つがあります。当店の窯はペレット窯になりますが、4つの窯の中で商業的に使われている窯としては一番マイナーな窯だと思います。そもそもペレットって何?から始まりますよね。木質ペレットというのは「間伐材を破砕し、粉状にしたあと乾燥・圧縮して円柱状に固めたもの。原料は100%天然の「木」。」だそうです。詳しくは、木質ペレットの仕入れ先である 森の力 京都 さんのホームページをご覧ください→https://morinochikarakyoto.com/mokushitsupelet/
簡単にまとめると、ペレット窯というのは薪窯と同じ「木」を原料とした窯であり、その原料となる木は廃棄されることの多かった間伐材を利用していて、自然エネルギーの循環という観点から見た場合、とってもエコなエネルギーということです。そう、最近話題のSDGsにも当てはまりますね。京都の会社が作るペレットを使用することで、京都の山や森の維持に貢献出来ていたらいいなぁと思います。
さて、とは言っても、やはり薪窯とペレット窯は違います。僕も11年間、薪窯を使っていたので、やっぱ比べてみると違うなぁと実感しています(今更、後戻り出来ませんが。。)やっぱり、石を温めて遠赤外線でじっくり焼けるのは薪窯ですね。ペレット窯も焼く部分は「石窯」なので遠赤外線を使っていますが、熱源とピッツァの距離が近いので、「火」の影響が強いです。焼き時間が短ければ良いピッツァと思ってましたが、違いますね。ある程度、じっくり焼くという工程が必要かなと最近、思います。なので、最近は如何に薪窯のようにピッツァを焼くか?を課題としています。少しずつ近づいていっていると自負しています。昨日のピッツァより、今日のピッツァ、今日より明日のピッツァ…。とは言っても、昨日も今日も、食べて支えてくれるお客さんがいないと明日のピッツァも生まれないので、あまり先延ばしにせず、とりあえず、「今」のピッツァをご賞味頂けると幸いです。